かわいいものが好きな人のデスクを見ると、卓上カレンダーで本心を見ることができたりします。
何の気なしに通りかかったデスクの上に置かれたカレンダーは、どこからか貰ったものもありますし、好みのものを選んで買ってきている場合もあるのです。
貰ったものは、大体企業名が印刷されていますから区別がつくといえるでしょう。

先日、とある会社を訪れたとき、いつも受け付けにいるかわいいらしい子のデスクのわきを抜けていきました。
営業マンの特性からか、目に入るものは何でも情報として吸収しようと思ってしまいます。 それも無意識の行動なので、何ら悪気があるわけではないのですが、その子の卓上カレンダーは、かわいい姿から想像できないものでした。

それは、とあるゲーム会社が出しているホラーゲームのものだったのです。
家族のものやかわいいキャラクター、犬か猫のような愛玩動物でも印刷してあればよかったのにと思ってしまいましたが、これも趣味なのでしょう。
ちょっと驚いてしまいましたが、これもまた隠れた本心なのかと思ったものなのです。

ですが、私の考えは間違っていたことに気が付きます。
その会社は、ゲーム制作会社とつながっており、その販促グッズが目にとまっただけだったのです。

卓上カレンダーも、うまく使うとそれだけの効果を擦り込ませてしまうのだなと、改めて感心させられた出来事でした。
ある意味では、してやられたという思いがありましたが、おそらく何人もの営業マンが、そこにひっかけられているのでしょう。
そう思うと、販促グッズとして卓上カレンダーはもっとうまく使っていけるのではないか、そう考えてしまったのです。